心に響いた説法を読みました。
タイのパイサーン師の説法から少し引用させて頂きました。
人間は、最良の動物であると言われますが、最良になるためには、訓練、トレーニングが必要だと。
一つが、体。もう一つが、心。
体は、ただただ動かさないのを好む。動かない時に人は楽を感じる。
しかし、心は逆でじっとしていることを好まない。あれを見たり、これをみたり、あっちに興味をもったり、こっちにもったり。
体のトレーニングは、「体を動かす事。」心のトレーニングは、「ただ静かにすること。」体はよく動き、心は、穏やか。そして惰性で、無自覚に物を置かずにしっかりと知ること。
ここからは私の思うことですが、バレエのお稽古も、ただ時間だから惰性でお稽古に来て、ただ無自覚に体を動かし終わるお稽古だけにならずに、心はクリアでシンプルにして、先生や他の生徒達の言っていること、注意されていることを心で感じ取りながら、お稽古に取り組まなければならないのですね。ここが、心のトレーニング。
しかし、人それぞれ骨格が違いますので感じ取ったからすぐに自分に出来るものでもありませんね。ここから、体のトレーニング。
まだまだ小さい生徒さんは、すぐにあっちを向いたり、座ってしまったり、、これはしょうない。小さな生徒さんは、なかなか集中力も続きません。ここは、先生(私)がみんなの心のなかを知りながら、楽しい1時間が過ごせるように私もトレーニングします。そのトレーニングが続き、年月が過ぎた時に小さな生徒さんだった心に集中力がつき、先ほど書かせて頂いた、体の動かすトレーニング、知っていく心のトレーニングにつながっていけるといいですね。
パイサーン師の説法は、本当はもっともっと深いことが書かれていました。おこがましく、バレエ編に私なりに解釈をしてみました。
私も、生徒も頑張ってトレーニングしていこうと思います!